駒の種類 |
押し駒はスタンプ駒と呼ばれ、駒木地に直接スタンプを押したものです。 第一次オイルショックを境に大衆のニーズが高品質志向になったことなどがきっかけで需要は減少していき、将棋駒の主流は書駒、掘駒へと移っていきました。
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天童の彫駒の歴史は比較的新しく、大正始めに印章業をしていた三河金次郎(金光)が印章彫りの技術を生かして、古印体等の字形の駒を作りました。字形は簡略度によって黒彫・並彫・中彫・上彫と整理され、書体名が入るもの銘彫の駒(銘駒)といい、彫る人の熟練度に従って木地や字形が決まりました。 |
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<彫埋駒> 彫り上がった駒に下地漆を調合し、一回ずつ乾燥 させて数回に渡って下地漆を入れ、数段階に分けて 研ぎ出して平滑に仕上げたものです。 |
<盛上駒> 彫埋めして研ぎ出した後に、蒔絵筆を使い文字を漆 で浮き出させ、乾燥のあと入念に磨いたもので、 技術的にも難しく、最高級品です。 |